よろらいふ

平凡な大学生の所感を書き連ねます。

趣味探し:ポタリング編

こんにちは。本記事には、一般男子大学生による「折りたたみ自転車によるポタリング」について書かれています。読者様の趣味探しの一助となれば幸いです。

 

コロナ禍において運動不足を解消するため、サイクリングに興味を持ちました。初期投資が少なく、まったり始められるポタリングが自分にマッチしていました。

また、購入する自転車選びですが、クロスバイクロードバイク初期費用がかかりすぎること+ガチ勢が多くて気後れすることから避けました。一方、折りたたみ自転車であれば「私服で乗れて、ふらっと都内に出られて、しんどくなったら電車で帰ってこられる。その際の諸々の工程が楽」という、私のニーズを全て満たすところが魅力でした。

 

ポタリングには興味があるけど、何を買えばいいかわからない」という方の助けになれば幸いです。

 

 

購入品 合計約70000円

今回購入したものは計5点。諸々の費用を合わせて約70000円程度の支出でした。

 

・折り畳み自転車本体(ルノー プラチナライト6) 約55000円

用途は都内のポタリングでしたので、輪行と自宅管理がしやすいように、軽さと小ささを重視してセレクトしました。もう少し予算があればDAHONのK3なども候補に入りましたが、なくなく断念。

他の候補はDAHONのROUTE、BOARDWALKD7や、TERNのLINK A7などがありましたが、軽さとサイズ感に惹かれプラチナライト6に決定。

タイヤ径が14インチと小さく、ギアもないため「全然進まないのでは?」という懸念がありましたが、杞憂でした(詳しくは以下で走り心地について詳しく記述します)。

 

 

・ライト(テールライト付き) 約1500円

 都市のポタリングであれば300~400ルーメンあれば十分(らしい)です。夜もサイクリングしたい方はテールライト付属のものを購入しましょう。

 

・サドルカバー 約2000円

スポーツバイク特有のサドルに不慣れな方は間違いなく尻痛で苦しみます。2000円程度の投資で中距離ライドにも適応できるサドルになるのでサドルカバーは必須です。

実際にサドルカバーを着けて50キロ走りましたが、無痛とはいかないまでも、我慢できる程度まで痛みを軽減できました。

プラチナライト6付属のサドルは、一般的なスポーツバイクとほぼ変わらないため、サイズ等でシビアになる必要はあまりないと思います。

(クーポンを使いたいがために、某フリマアプリで購入したためアマゾンのリンクは割愛します)

 

・鍵 約2500円

鍵はチェーンタイプがおすすめです。強度もありつつ、街中のガードレール等にロックする長さを確保できます。100cm以上の長さがあれば概ねどの場面においてもロックに困ることはないと思います。

どのブランドの鍵を購入するか迷った際には取り敢えずABUSのものを購入しておけば問題ない(らしい)です。

 

輪行袋 約3000円

自転車は輪行メインで使用するため、持ち運びやすさと強度を重視してセレクト。畳んでハンドル部に固定できるため、持ち運びやすさは問題ありません。強度に関してはまだ数度しか使用していないですが、今の所問題ありません。

 

・ベル

プラチナライトはベルが付属しています。他の車種には付属していないことも多いため、百均などで購入しましょう。

 

ソフト面の出費

・防犯登録:約500円

ネットで購入した自転車は、最寄りのサイクルショップで防犯登録と初期整備をしましょう。

店側の事情により、自店舗で販売した自転車以外へのサービスは煙たがられることもあるそうです。チェーン店であれば問題なく対応してもらえるそうなので、ご参考までに(私はサイクルショップあさひ様で対応していただきました)。

・初期整備:約2000~3000円

ネットで購入した自転車は、配送中にいろんな不具合が起きうる(らしい)ので、初期整備をお願いしたほうが良いです。

・自転車保険:年間約1700円

自転車保険は全日本交通安全協会様の自転車事故補償コースに加入しました。自身の怪我への補償はありませんが、他社に怪我を負わせてしまった場合の賠償責任には1億円まで補償してくれます。

月140円〜!サイクル安心保険|一般財団法人 全日本交通安全協会 自転車会員入会および自転車保険加入のご案内

 

購入後の感想

プラチナライト6の乗り心地、使用感

軽さ、サイズ感、折りたたみやすさ、乗り心地の観点から5段階で評価していきます。

軽さ:☆5

軽すぎます。ママチャリに慣れていた私は最初に持ち上げた時に雷に打たれる感覚を味わいました。輪行袋に入れて持ち運ぶのも容易です。

サイズ感:☆3

普通です。なんとなく、軽さと折りたたんだ際のサイズ感にはある程度相関があると思っていたので、「6キロ代ってことは相当コンパクトになるんじゃね!?」と想像していました。

実際、かなり小さくまとまりますが、やはりある程度のサイズはあります。輪行の際、改札をストレスフリーで通過することはできません。車両内でも、端に置かないと邪魔になります(足元において座席に座るなどは、空いていない限り難しそうです)。

折りたたみやすさ:☆4

4つの工程(ハンドルの高低、ハンドルの折り曲げ、座席の高低、車体の折り曲げ)で折りたたみます。それ自体はそれほど大変ではなく、1分以内には終わります。

しかし、それぞれを固定するレバーが曲者です。各工程で締めるレバーの、固定強度をネジで調節できます。ここで、ネジで固定強度を緩めすぎると、走行中に徐々にずれてきます。一方、固定強度を強めすぎると、レバーが締めづらくなり折りたたみやすさが損なわれます。そこの塩梅が難しいため、☆5には至りませんでした。

乗り心地:☆4

タイヤ径が14インチであったため乗り心地は「ママチャリと同程度、もしくはそれ以下なのかな」と想像していました。試乗せず購入したためドキドキでしたが、杞憂でした。実際は、ママチャリ以上の乗り心地は間違いなくあります。詳しく、スピード・漕ぎやすさ・長距離に耐えうるか の観点から評価します。

 

スピード:ママチャリ+αくらいの速さは出ます。単速なので、スピードを出すにはたくさん漕ぐ必要がありますが、非常に軽い漕ぎ心地なのでスピードを出すのはそれほど苦ではありません。

漕ぎやすさ:非常に漕ぎやすいです。漕ぎ出しが早いため、ストップアンドゴーに優れています。信号の多い都内ポタリングにはうってつけだと感じました。

長距離:厳しいです。どうしてもペダルの方に体重を乗せづらい車体のため、お尻への負担が大きいように感じます。50キロ程度であれば走れますが、次の日もお尻の痛さが残っていました。(インナーパッドを着て、クッション性能が高いサドルカバーを装着すればもう少し距離は伸ばせるかな。。。)

 

まとめ

初期費用が少なく、かつ、健康的な趣味を見つけられました。コロナ禍においてなかなか人と接触する趣味に興じづらいご時世ですが、ポタリングであれば問題なく楽しめると思います。

運動不足を解消しつつ、人混みを避けて移動したり、その移動自体を趣味にできるのは魅力的に感じませんか?みなさんも自分に合った自転車を買って、ポタリングライフを楽しみましょう!